27日水曜日は米指標悪化やFRB議長の利下げ示唆を受けてドル/円が106円を一瞬割り込むなどドル安が進行。一方ユーロ/ドルの最高値更新やダウの反発を受けてユーロ/円は3日続伸の強い相場展開に。FX取引、FX初心者、くりっく365、FX口座開設、FX資料請求
東京時間は前日のドル売り地合いを引き継いでドル/円が107円前半で上値の重い展開に。アジア株は日経が200円高を示すなど全面高となりますが円売りの動きは限定的で、史上最高値の更新を続けるユーロ/ドルにつれ高となって161.39円まで高値を更新したユーロ/円は、その後はじりじりと軟調に推移。またNZドル/円も朝方の強い住宅建設許可を受けて87.76円へ急伸するも、連日最高値を更新していたNZドル/ドルが高値達成感から下落したため、つれ安となって87円前後へ反落しました。ドル/円は昼過ぎに107円を割り込み、夕方ユーロ/ドルが再び最高値をつける動きを見せると、ストップロスの売りをつけて106.20円台まで下値を拡大。クロス円もドル/円の下落につれ安となり、ユーロ/円が160円を割って159.81円まで下落。ポンド/円は英個人消費支出の低迷やイングランド銀行(BOE)が緊急利下げを行うとのウワサを受けて全面安となり、213円台から2円以上値を下げる展開に。NY時間は米1月耐久財受注が総合指数、輸送機器を除く指数ともに予想を大幅に下回ったため序盤からドル売りが優勢で、その後米1月新築住宅販売件数が弱い結果を示すとドル/円が一時106円を割って105.94円を示現。しかし米下院で証言を行ったバーナンキFRB議長が「景気の下振れリスクを避けるため、必要であれば適時行動する」と発言すると、市場で追加利下げ期待が高まりダウが急伸。クロス円も株価上昇につれて反発に向かい、ユーロ/円が161円台へ急騰した他、豪ドル/円、スイスフラン/円がそれぞれ100円台を回復しました。ポンド/円も一時212円前後へ上振れしたものの、対ユーロで 大幅安となった影響で引けにかけて210円台へ反落。一方ドル/円は一時106円を割り込むも下押しは続かず106.20-30円台へ戻してからは底堅い展開に。
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28日木曜日はバーナンキFRB議長の景気悪化を示唆する発言を受け、ドル/円が105円台まで売り込まれた他、ポンド/円も住宅市場の悪化や利下げ観測から209円台へ大幅安の展開に。
東京時間ドル/円は106円前半で底堅い値動きとなるも、日経が本邦鉱工業生産の下振れを受けて下落して始まり、クロス円は上値の重い展開に。そのなかで豪ドル/円は午前発表の民間設備投資指標の強い結果を受けて100.48円まで上昇、年初来高値をわずかに更新しました。午後に入って徐々に円買いの動きが強まり、ドル/円が106.20円前後へじり安となり、ユーロ/円も160.29円まで下値を拡大。ポンド/円も英ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)の信用市場における評価損拡大や英ヘッジファンドが1月に資金の半分を失ったとの報道を受けて210円手前まで急落しました。しかし夕方以降欧州勢が円売りで参入しドル/円が106.60円へ上値を切り上げ。クロス円の買い戻しも強まりユーロ/円が160.95円へ反発した他、一時99.62円まで下押ししていた豪ドル/円も100円台を回復しました。しかし米連邦住宅抵当公社フレディマックの赤字決算を受けて、米GDP発表前からダウ先物が軟調な値動きとなり、ドル/円も株価につれて106円前後まで軟化。そして米第4四半期GDP改定値は予想をやや下回る結果となり、米新規失業保険申請件数も高い水準を示したことから市場でドル売りが殺到しドル/円が106円割れへ。前日の下院議会証言に続いてバーナンキFRB議長が上院で証言を行い、内容は前日の証言を踏襲する内容でしたが、質疑応答で「住宅価格の下落は、2001年のITバブル崩壊時より広範な問題を引き起こす」と述べ、また「一部の銀行に破綻する可能性がある」「各国中銀が金融政策で協調するとは考えていない」と発言したことから、NY中盤ドル/円がさらに下押しして105.06円の同日安値をつけました。一方でクロス円はダウが100ドル安となるなか、下落は限定的でユーロ/円は160円台を維持、豪ドル/円も99円後半で底堅い値動きとなりました。
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週末29日金曜日は朝方からリスク回避の円買いが殺到しユーロ/円を始めクロス円が大崩れの展開に。ドル/円も米シカゴPMIの大幅悪化を受けて下落が止まらず2005年3月以来の安値103.78円を示現しました。
東京時間は朝方から円買いが活発化し、ドル/円が105円を割って104円半ばへ急落。これまで持ちこたえていたクロス円も総崩れとなりユーロ/円が158円台へ一気に下落した他、豪ドル/円も100円前後から1円以上急落しました。2005年5月以来の安値水準に下落したドル/円は、その後104円後半でもみ合いとなったものの、夕方になると再び市場で下攻めモードが強まり、104円前半へ下値を拡大。ポンド/円も英2月ネーションワイド住宅価格の下振れを受けて206円台へ大幅続落し、豪ドル/円は豪州準備銀行(RBA)が豪ドル売りで介入とのウワサを受けて、朝方につけた安値を下抜け97円台へ2円以上下落しました。またユーロは対ドルではしっかりの推移が続いたものの対円では弱い展開が続き158円割れへ。NY時間はインフレ指標の米1月PCEコアデフレーターが市場の予想通りとなるも、米2月シカゴ購買部協会景況指数が7年ぶりの低水準に落ち込みドル/円が103.78円まで安値を更新。ダウも前日の米保険大手AIG決算悪化や、金融保証会社アムバックの救済に重大な障害があるとの報道、そしてシカゴPMIの悪化を受けて下げ幅を300ドル以上に拡大し、クロス円は引けにかけてさらに下げ幅を拡大。ユーロ/円が2週間分の上昇幅を吐き出し157.59円をつけた他、豪ドル/円も3円以上下落する展開に。またドル/円も104円を回復できずほぼ安値引けとなり、前週比3.32円安の103.88円で取引を終了しました。 先週末ドル/円は2005年5月以来の103円台を示現し、FXそれまで堅調な推移を続けていたクロス円もそろって大幅安となるなど、市場は急速にリスク警戒モードに突入しました。週前半はモノライン会社への救済計画などが表面化したことや、3月のFOMCで少なくとも0.50%の利下げが行われるとの見方に支えられ円安・株高が進行しましたが、耐久財受注など米指標が相次いで悪化を示し、バーナンキFRB議長が一部の金融機関に破綻懸念との発言したことから、市場で信用収縮懸念が蒸し返され、28日以降市場では一転してリスク回避の動きが先行しました。米インフレ指標も強い結果を示し、米景気減速とインフレ圧力が並存するリスクがドルのセンチメントを悪化させています。すでに市場では米金利の大幅利下げが織り込まれているものの、信用収縮懸念の台頭で市場の混乱が続けば、1月下旬の混乱状況の再来もありえるため、円高へ相場が振れた際もある程度余裕を持てるようリスク管理を徹底したい。
今週最大の注目材料は週末の米2月非農業部門雇用者数(NFP)で、市場予想は+3万人と、減少に転じた前回からわずかながら増加に転じる見通しとなっています。米新規失業保険申請件数が高水準で推移していることからNFPの上振れ期待は薄く、同失業率も5.0%台に乗せてくる公算であるため、ドル安懸念を増幅する内容に警戒する必要があります。また4年ぶりの減少となった前回分の修正値にも注目したいところ。なお米ADP全国雇用者数は先月米NFPと正反対の結果を示し、期待はずれに終わりましたが、それでもポジティブな結果に対しては、ドル売りに傾いた市場がドル買い戻しで反応する可能性が高いでしょう。FX
また各国の政策金利発表が相次ぐことから、金利差をにらんだ取引が想定されますが、インフレ警戒姿勢を解いていないユーロ圏の相対的な優位は変わらず、利下げサイクル入りした米国、英国、カナダなどは軟調な地合いを強いられそうです。前回の欧州中央銀行(ECB)会合でトリシェECB総裁はユーロ圏景気の下振れリスクに言及し、ユーロ売りを呼び込む場面がありましたが、これまで欧州当局者から再三インフレを警戒する発言が出ていることから、ECBが利下げに動くのは難しいとの見方が優勢です。ECBは6日の会合で政策金利を4.00%に据え置くと見られています。また豪州準備銀行(RBA)は今週4日の金融政策会合で0.25%の利上げを実施する見込みで、主要通貨に対して強含みの展開が予想されますが、対円では市場のリスク回避の円買いを前に大幅な調整リスクが残存しているため、豪ドル/円買いは慎重にいきたい。豪州ではその他小売売上高やGDP、貿易収支など重要指標が目白押しであり、特にGDPについては堅調な経済成長を反映して堅調な結果を示すと予想されています。
その他にバーナンキFRB議長が4日23:00に講演予定で、5日には12地区連銀報告書(ベージュブック)の発表があり、米景気動向や住宅市場、インフレに対する記述に関心が集まります。前回予想外の悪化を示したISM非製造業景況指数は、今回景気分岐点の50を下回るも前回より改善する見通しであり、米景況感の行方に注目したい。
ユーロ/円は先週161.39円まで高値を更新する場面がありましたが、週末にかけて下げ幅を拡大し、特に29日にドル/円が105円を割ってくると堰を切ったように下げ足を速め157円半ばへ急落しました。21日移動平均線を下回って引けているため、トレンドは下向きであり目先は強い支持線である155円が下値のターゲットになります。154円後半にはボリンジャーバンドなど支持線が集中しており、155円を大きく割らないかぎり下値は限定的になると見られます。上昇トレンドはかろうじて維持されているため、21日線やフィボナッチを基準とした抵抗線がある157.80-158.00円を突破できれば、160円回復を視野に入れた展開も考えられそうです。今週の予想レンジは154.50-159.50円。
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